14.4.06

キリストの洗礼



イエスの生涯の軌跡を綴ったキリスト伝(新約聖書)の中でも
特に重要視される教義のひとつで、
ヨルダン川におもむき、旧約における最後の預言者である
洗礼者聖ヨハネから洗礼(清めの秘儀)を受ける場面

イエスの頭上には父なる神の三位である精霊が舞い降り、
「我が愛し子よ」と声が響いたと伝えられる。
洗礼者聖ヨハネはヨルダン川を訪れたイエスが
神に選ばれた特別な存在であることを悟り、
「私こそ貴方から洗礼を受けるべきだ」と、
一度はイエスへ洗礼を躊躇ったとも伝えられている。